公務員である僕が鬱(うつ病)になるまで

オーヤケです。

うつ病は甘えだと思っていました。

今でもたまに思います。自分は甘えているんじゃないかって。

過去に福祉関係の仕事をしていたこともあって、うつ病の人と関わることもあったんですけど、

「この人本当に鬱なのかな」

「みんなそれぞれ辛いのにこの人は甘えているな」

なんて批判されそうだけど、福祉の心から全くかけ離れたことを思っていた時期もあります。

うつ病を経験して、今では(あの人もこんな苦しい思いをしてたんだな)と思えるようになりましたが。

公務員というイージーモードで詰んだ僕

さて、公務員といえばハイパーホワイトで将来安泰

まったりのんびりそこそこのお給料をもらって人生イージーモード!という認識のもと、

僕は公務員試験を受けて見事公僕になったのですが…

まさかそんなイージーモードで詰むとは。

確かにストレスは多い仕事です。

窓口に立てばお客さんに怒鳴られたり嫌味を言われる。

事務は煩雑(はんざつ)で臨機応変な対応はできない。

人間関係も複雑。

毎日仕事行きたくないなあって思ってました。平日だけじゃなくて土日も。

次第に「どうやったら仕事行かなくて済むかなあ」と考えるようになりました。

事故に遭って怪我して入院したら仕事しなくていいよなあと、通勤途中ずっと考えるようになりました。

車が突っ込んでこないかな、赤信号渡っちゃおうかな。

なんて、ちょっとコンビニ寄っちゃおうかなのノリで考えていました。

次第に朝起きるのが辛くなりました。着替えるのがしんどくなって、着て行く服が選べない。

でも、上司も同期も後輩も、みんな仕事辛いって言いながらも毎日出勤しているので、僕だって頑張らなきゃ。

行きたくないって思うのは怠け癖。

だって、公務員以上のホワイトな環境なんてどこにもないんだから。

これで辛かったら僕はどこへ行ってもやっていけないんだ。

そう自分を鼓舞して出勤していました。

休職生活のはじまり

そんな調子が数ヶ月続いて、心療内科に睡眠薬と抗不安剤をもらうようになりました。

それでも誰にも相談せずいつも通りを装っていたら、1時間おきに吐き気でトイレに駆け込むようになってしまいました。

もう限界かもしれないな、と何となく感じました。

でも、生活もかかっていたし、何より自分が休むことによって誰かに迷惑をかけてしまうことを恐れ、心療内科でも「大丈夫です」と嘘をついてしまう始末。

だけどある日、布団から起きられなくなりました。

仕事に行かなければならない。だけど、行きたくない。

訳も分からず涙ばかりが出て、見かねた家族が欠勤の連絡を入れてくれました。

自分で自分の休み連絡もできないなんて、僕は社会人失格だ。

張り詰めていた糸がぷつんと切れて、1回目の自殺未遂。ドアノブで首吊ろうとしてました。

急いで家族に心療内科に連れて行かれ、精神病院への入院を勧められ、診察室で大号泣。

仕事を休まねばならない状況になり、診断書をもらい、次の日上司に事情を説明し、休職生活が始まりました。

公務員でもうつ病になります

僕の場合、しんどい仕事ではあったけど、やりがいを感じる部分もありました。

人間関係で大きなトラブルがあった訳じゃない。

残業もそこまで多かった訳じゃない。

だけど、鬱病になった。

「そんなのお前のメンタルが弱いからだ」とか、冒頭の僕みたいに「ただの甘えだ」とか、人それぞれ思うかもしれません。

だけど、もし今公務員をしていて、ちょっとでもしんどいな、と思っているんだったら、

その声にちゃんと耳を傾けてあげてほしい。

公僕である以前に、僕らは一人の人間であることを、決して忘れないでいてほしい。

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